八竜町立浜口小学校芦崎分校 ~歴史がこぼれないように~

八竜町立浜口小学校芦崎分校 (あしざき)

About 八竜町立浜口小学校芦崎分校

秋田県山本郡芦崎字芦崎にある学校跡地。1999年に閉校し、本校である浜口小学校に統合された。校舎跡地には地区会館が建てられている。

スポット評価

終末度合い10
訪問難易度09
観光地要素12
化石的価値13
総合評価44

廃墟や廃校はどうしても山間の奥地にありがちだが、もちろん沿岸部にも奴らは潜んでいる。しかし海風による風化が激しいためか、校舎が残っていない場合が多いのが残念でならない。

八竜町立浜口小学校芦崎分校のさじなげB級ポイント

前々回の平鹿町、前回の十文字町に続いて当委員会初登場の八竜町である。山本町琴丘町を含む3町が合併して誕生した三種町もいつの間にか16年も経ってしまった。

2022年には豪雨災害にも見舞われ、観光産業や農業振興に苦労が多いエリアといえる。

若美ふるさと資料館

隣町の若美ふるさと資料館では南秋地域沿岸部の歴史を知ることができるらしいが、あいにく高確率で休館している。こじ開けるほど我々は暇ではない。

当委員会絡みでは、代表石塚の祖母の出身地である。八竜は昔から知る地区だが、如何せん畑仕事終わりのゆめろんと特産品のメロン以外記憶が残っていない。無念の極み。

跡地にも様々
八竜町立浜口小学校芦崎分校 発祥の地
三種町芦崎字芦崎

八竜町立浜口小学校芦崎分校は1879年の開校で、県内の廃校の中ではたいへん珍しい「発祥の地を記した標柱」が建立されている。しかし矢印の先は廃墟で、その先の丘は墓地になっている。側面に記載された「水月庵」がどれを示しているのかまでは確認できないため、訪問の達成感とは別に口惜しい感情が残る。

閉校時も芦崎には120戸あまりが住んでおり(在校児童33名)、地域に根差していたことがわかる。その証拠に児童数が最大166名と分校の中で県内最大規模だったことに加え、学校旧サイトには本校旧校舎及び分校の画像が掲載されている。このような取り組みは意外と少なく、実に素晴らしい。

なお、集落南部に地区会館が1940年から99年まで使われた校舎の跡地となっている(上マップ参照)。学校跡地であることはこちらでは知ることができない。※下のマップがは発祥の地付近

ちなみに「上を向いて歩こう」で有名な歌手坂本九の父親が芦崎分校の出身で、坂本本人もロケで学校を訪れたことがあるという。建物内には学校の経歴が記されているらしく、地域の歴史の奥深さを知らされるスポットであった。

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