大仙市立小種小学校 (こたね)
About 大仙市立小種小学校
秋田県大仙市協和小種上鏡台2-1にある廃校。2008年に協和小学校へ統合された後は公文書の管理書庫、および農事組合法人の工場として再利用されている。
スポット評価
終末度合い | 10 |
訪問難易度 | 11 |
観光地要素 | 12 |
化石的価値 | 08 |
総合評価 | 41 |
当然建物には入れないが、しっかりと第2の人生を歩んでいる珍しい廃校である。他の学校にはさぞ恨まれていることだろう。
大仙市立小種小学校のさじなげB級ポイント
わかっちゃいるけどやめられないことがある。我々で言う廃墟訪問と定食屋巡りがそれで、中毒は解毒しなければ治らないことを最近知った。
今年も歩みを止めた場所が引き続き大好きであり続ける。それとは対極的に、近代以前の歴史や神社仏閣はまだ好きになれない。大仙市小種は戊辰戦争の激戦地であり、冠をとった公園もあるがそこは無視しに来た。
大仙市立小種小学校は雄和種平と西仙北強首の間にある廃校で、2008年に荒川小・稲沢小・峰吉川小・船岡小・淀川小の5校と共に融合された。
小種小はホームページによれば、およそ「閉校まで-4660日」とのこと。気持ち悪い日本語に襲われている上に、学校名を検索しても出てこない気味の悪さ。
建物敷地内には倒された「希望の庭」と、閉校を記念した石碑が残されている。
しっかり明治7年5月13日~平成20年3月31日と読み取れる。欲を言えば沿革も見たいところだが、無いよりはマシ。ありがとう歴史の足跡。
学校前には遊具も残されているが、使用形跡はほぼない。特にシーソーらしき物体は見たことない角度で保存されている。ハードモードだろうか。
上述の通り、現在は公文書庫および工場として再利用されている。しかし閉校までまだ-4600日以上あるので、子どもたちの日常はそこに残っているのですか?