廃村 上小阿仁村餌刺岱 ~嫌われたご近所さん~

廃村 上小阿仁村餌刺岱 (えさしだい)

About 廃村 上小阿仁村餌刺岱

秋田県北秋田郡上小阿仁村南沢にある集落跡地。最盛期4戸で、1986年に個別移転で無人となった。作業小屋が残り、田畑は耕作され続けている。

スポット評価

終末度合い14
訪問難易度13
観光地要素15
化石的価値15
総合評価57

とどまることを知らない村から愛憎の小包がまた届いてしまった。町中のローソンのトイレだけで十分なはずが、いつも鷹巣観光を足止めする恐ろしい悪魔運輸支店である。尊い。

廃村 上小阿仁村餌刺岱のさじなげB級ポイント

お腹が痛くなる。五城目の廃棄場から中茂をスルーして、南沢トンネルをくぐると路肩にピットインしたい。トラック野郎はガソリンをふかし、散策を楽しむ我々の旅路を煽ることで邪魔してくるからだ。

放尿を終えると静かな山間の森の陰から、もう来ちゃいかがと廃墟が鳴く。日々寂しい夜を過ごす独身ゾンビ安住の地はそこしかない。ダサい恰好が脇道を見つめていた。

上小阿仁村餌刺岱 入口

トンネル出口右手の上り坂がヤツの入口だ。薄汚れた舗装道を何度も空見し、疑問に思ったことがある旅人も多いことだろう。少しの活力こそトリビア発見の種である。

50mほど進めば集落跡地が現れる。6haの田んぼが救いの手を差し伸べていた。

上小阿仁村餌刺岱 全景
餌刺岱 全景その2

上小阿仁村餌指岱は綺麗に整備されていた。最寄り廃墟の大錠と比べても立地がよく、不思議とくたびれた空気は感じられない。ただふきのとうアベックが我々を嗤っていた。

惜しい分譲地候補
上小阿仁村餌刺岱 小屋

最寄り集落から車でわずか3分の好立地にあるが、台地状の場所にあるため耕作にはあまり向いていなかったのだという。平成初期の住宅団地秋田市「御所野」や「山手台」に代表されるような台地を切り開いた場所もあるものの、あと少し時代の流れに恵まれなかったようだ。

ただ廃墟とはいえど、元住民が通いで耕作を続けているようだ。ただ80代後半とのことで、八木沢同様その営みがいつまで続くかわからない。興味深く観察を続けていきたい。

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