廃村 五城目川堤 ~EASY道路のHARDな荒地~

廃村 五城目川堤 (かわつつみ)

廃村 五城目川堤 外観

草木ばかり。草木ばかりです。

About 廃村 五城目川堤

秋田県南秋田郡五城目町富津内中津又川堤にある廃村。2002年無人。最盛期7戸とされているが、現在は2つの小屋跡しか確認できない。草木が生い茂り、21世紀突入後の離村とは思えない侘しさが漂っている。

スポット評価

終末度合い12
訪問難易度6
観光地要素5
化石的価値11
総合評価34

訪問しやすい割に、15年以上見捨てられた集落の姿は実に切ない。訪問高難度の場所や近隣の集落よりも大きく廃れゆくその有様は、近場がゆえにより一層の恐怖を届けてくれる。離村時期は山間にある矢島の十二ヶ沢に近いが、勝るとも劣らないボロボロ加減は何故なのか…。

特徴

五城目町から上小阿仁村に至るおなじみ県道285号線。道路沿いには香ばしいスポットが数々蔓延っている。廃屋ウイルスはパンデミック寸前のため、水際での対策が望まれる。

郡境をまたぐ道路でありなかなか交通量も多いのだが、廃村に目を向けるものは意外と少ないのではないだろうか。それもそのはず、川堤手前には廃旅館「滑多羅温泉」があるからだ。(平成19年度廃業)

上小阿仁に向かう北上する全員がこの建物を見たことがあるだろう。当委員会でB級スポットとして取り上げるまでもない有名廃墟である。ナメたらアカン。

今回の目的地はここからすごそこの曲り道で、珍しくgoogleストリートビューで現場を閲覧できる廃村となっている。その様相、まずは是非とも眺めていただきたい。 ※googleマップ上で表示される川堤は現在の「高樋」であり、廃村はその少し北にある分かれ道です。

五城目町名物の集落名看板があるものの、住民はだれ一人いない。地図の場所を確認すれば、これを見ている秋田県人のアナタなら通ったことがあるはずだ。すぐ道を曲がり、廃村の世界に入るべし。

かつて五城目町の最奥地だった川堤は、いまや荒れ果てた草木の里となっている。

廃村 五城目川堤 廃屋

残る廃屋の中で大きい方のひとつ。入口は強引に塞がれている。

作業場2棟が残っており、時々管理に通っているという。2、3年前まで耕作に通っていた人がいたが今は止めてしまったので、集落内の田んぼは荒れ地が目立っている。 ※「秋田・消えゆく集落180/佐藤晃之輔/2017」より抜粋

 

集落の入り口にバス停がそのまま残っている」という記述もあったが、この2年の間に撤去されてしまったのだろうか発見できなかった。田んぼの跡も深く生い茂った草木のせいでどこがどこなのかわからない。

ましてや訪問した夏にはそれが生い茂りすぎて、集落の全景すら目の前にいかないと見つけられないほどだった。

廃村 五城目川堤 中廃墟

わかりやすい廃屋。通路の目の前にあるのでインパクト大。

川堤はジャングル化が進んでおり、北上して285号線に戻る際の道路は軽自動車でも通過が厳しくなりつつある。(草木が道路に進出し、通貨する場合ツタを押し分けて進むことになる)

自ら行き止まりになりつつある廃村というのも珍しい。ヒトが及ばなくなったからこそ、自然の力によって集落の歴史を閉じようとしているのだろうか。

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