上岩川小学校(かみいわかわしょうがっこう)

学び舎の冬。
About 上岩川小学校
秋田県山本郡三種町上岩川柏木岱40にある、2009年に131年間の歴史に幕を下ろした学校跡。森岳ラジオと並んで上岩川地区の中心地(三種町内陸部の入口ともいえる)にあるシンボル的な建物だ。
スポット評価
終末度合い | 9 |
訪問難易度 | 9 |
観光地要素 | 7 |
化石的価値 | 6 |
総合評価 | 31 |
建物はもぬけの殻ではなく、周辺の敷地も含めて地域住民によって管理されている。公民館いらずの代役をになっているのだろう。三種町内陸エリアの中心地であり、南は神馬沢集落などを通って五城目町へ、西は廃村 西又などを通って上小阿仁村に抜けることができる。
特徴
写真でも見えるように現在は「上岩川地域センター」となっており、常時利用ではないものの地域行事や資料保管場所として活用されている。また、「みたね岩川文庫」として住民によって管理されている図書館スペースがある。
訪問したい方は入口に書いてある管理人の電話番号をよく確認のうえ、神に願おう。

特定の曜日での営業だった気もするが…記憶が定かでない。
そして注目は上岩川発祥の「オリジナル学習キャラクター」にある。
学校の壁面には、子供たちと地域住民で育てる「がんばリンゴの森」という植樹スペースを冠した人気物たちが顔を並べているのだ。


ひと昔前の「ありがと〇サギ」のようなセンスを彷彿とさせる―このキャラクターたちはそれ以前に作成されていると推測されるが―独創的な発想力の数々には、地域の子供たちの教育に取り組む真摯な姿勢が感じられる。
個人的オススメは「説明星人」と「どすこいチャレンジャー」の2体。なにせ何にもかかっていない。
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