上川大内男根 (かみかわおおうち)
About 上川大内男根
秋田県由利本荘市小栗山グミカ台集落の手前にいる男根道祖神。著しく磨かれたそそり立ちは令和のアームストロング。正式名称は定かではない。マンコ将軍とは全くの無関係。
スポット評価
終末度合い | 19 |
訪問難易度 | 12 |
観光地要素 | 19 |
化石的価値 | 19 |
総合評価 | 69 |
憧れちゃう。立派だもの。
さじなげB級ポイント
名湯滝温泉の降臨から実に4年ぶりの大内町物件である。旧ONTがカバーする大内陸地帯は東西に奥深く、数多くの廃校や廃温泉を有しており、通好みの観光スポットとして熱い注目を一切浴びていない。ただの横長移動ルートにしか過ぎないとされている。
しかしそれは大きな誤解だと認識を改めなければならない。直売所が絶滅しようとも、町にオトコたちは生き続けているからだ。
デカ盛りの名店「いときん食堂」で食欲を満たしたころ、B級観光の肝である内陸奥地へとタイヤをすり減らすといつも感じる。それは寂しさという人類特有の悩みだ。
有限な時間の中で、帰宅したときの静けさが既に未来予知されている。対価を発生させることでしか異性と交流できないでくの坊としての自戒の念がそれである。
しかしどうだろうか。この圧倒的な凛々しさ、雄めいた汗臭さたるや。誰しもが憧れる返しはカリにも造形物であることを忘れさせる勇猛な肉の棒にあらせられる。
実は県内廃村には祀られた男根が数本残っているのだが、現役の集落でここまでの巨根が生き残っている例はたいへんに珍しい。フェミニストも泣いて感じることだろう。
奉納 平成3年(今年で31歳)
更に恵まれたことに、道祖神の奥には児童館、手前には保育園が整備されているコンパクトシティぶり。これにはイオン構想も裸足で逃げ出す昏睡ヤリチン。青鬼さんにも教えてやりたい。
南に坂部小や大台分校も構えており、県南中央部の盛り上がり♂が我慢できない領域に達していることがビンビンに伝わってくる。今夜夢に出てくるかもしれない。