湯沢市立須川中学校 サムネイル

湯沢市立須川中学校 ~駆け巡る天空の虫~

湯沢市立須川中学校 (すかわ)

湯沢市立須川中学校 外観

About 湯沢市立須川中学校

秋田県湯沢市相川字梅ヶ台19-1にある学校跡地。2015年廃校で、建物がそのまま残っている。田園からの眺めは児童の存在を感じさせるが、もう誰も通わない。

スポット評価

終末度合い12
訪問難易度11
観光地要素14
化石的価値11
総合評価48

中学校はその大きさから再利用される例が多いが、アクセスの悪さから空洞が続いている。時の経過も少なく、今後の動向に注目したい。

湯沢市立須川中学校のさじなげB級ポイント

湯沢市三関駅と横堀駅の間が須川地区であり、校章が日本一気持ち悪い須川小学校を避けるように南東へアクセルを深く踏み込んだ。

その先にいこいの村があった記憶を投げ捨て、小学校からわずか2kmの場所に学校が居残っている。

湯沢市立須川中学校 外観

湯沢市立須川中学校は1947年の開校。南北に広いため、小学校に続いて中学の分校(泥湯・新田)も開校された。

学校のホームページには歴史から閉校までの経緯が事細かにまとめられている。冊子は当然だが、県内各学校のWEBページも歴史の足跡といえる。

モニュメント

閉校後は湯沢駅前に近い湯沢南中学校に統合となった。近年秋田県内は急速に統廃合が進み、活用されない学校が急速に増えてきている。

ひと時代前に公民館や集落会館の建設が先んじて行われてしまったため、企業誘致以外で有効な方策が見当たらないケースも多い。

湯沢市立須川中学校 プール

敷地内のプールには消えかけの少年が2名、数年経っただけなのに怖さをもって居残り授業を続けていた。25m泳げないだけでむごすぎる罰ではないか。

ちなみにこちらは校章に害虫も寄らず、シンプルな出来栄えとなっている。