湯沢市立坊ヶ沢小学校 ~分校解散騒ぎ~




湯沢市立坊ヶ沢小学校 (ぼうがさわ)

湯沢市立坊ヶ沢小学校 外観

About 湯沢市立坊ヶ沢小学校

秋田県湯沢市高松坊ケ沢にある廃校跡地。校舎は取り壊され、道路沿いに石垣と石碑などの証拠が残る。2005年閉校で、かつては県内でも2番目に多い5つの分校を抱えていた。

スポット評価

終末度合い14
訪問難易度13
観光地要素14
化石的価値13
総合評価54

木造の歴史ある校舎が近年取り壊されてしまった。2012年のストリートビューではわずかに映っているが、その痕跡は残念ながらほとんど残っていない。

さじなげB級ポイント

湯沢市三関から車で南に2kmほど、南東に伸びる県道51号線「コスモスロード」は皆瀬のドル箱小安峡温泉へと続く旧湯沢市最奥エリアのひとつだ。

道路は山沿いに高松という大字で、高原への道中を緑が盛り立てる。

湯沢市高松

起点の須川ICから10kmあまり、右手に朱色の集落会館を構えるのが坊ヶ沢集落で、その中心にあるのが湯沢市立坊ヶ沢小学校の敷地跡となる。

開校は1901年で、1962年に独立するとへき地等級1級が指定された。1971年にはプールも設置されたが、2005年に高松小学校(2011年統合)へ吸収された。

湯沢市立坊ヶ沢小学校 校庭

特徴的なのは、先述の通り4つの分校が設置された点である。

湯澤市史(1971)によると、
1912年に新田分校(2004年頃閉校)を設置、
1954年に下ノ岱分校(1972年閉校)を設置、
1962年に上新田分校と川原毛分校(1971年閉校)を設置、
1964年に泥湯分校(1975年閉校)を設置とある。児童は何処へ…

湯沢市高松下新田山

本校から南に3kmあまり、高松下新田山にある新田分校の跡地(石碑あり)。県内ラスト3校まで耐えた貴重な分校だったが、その姿は消えてしまった。

下ノ岱と上新田は木造校舎がギリギリ残っており、泥湯は温泉の別館として再利用されている。川原毛はもはや集落があったことすら認識できないが、その足跡は少しでも残していきたいものである。

本校に残るのは石碑と、20年以上経った手作り感溢れるページだけである。自然散策がまたできる日を願っている。




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