横手市立大沢小学校 サムネイル

横手市立大沢小学校 ~行方不明の思い出~

横手市立大沢小学校 (おおさわ)

横手市立大沢小学校 外観

About 横手市立大沢小学校

秋田県横手市雄物川町大沢盲沢(めくらさわ)にある学校跡地。2008年に福地小学校(2015年廃校)へ統合されており、建物は解体された。

スポット評価

終末度合い11
訪問難易度11
観光地要素12
化石的価値09
総合評価43

真っ新な土地に残る神社だけが歴史を残している。公園とも言えない状態のため、もう10年経てば荒れ地になってしまいそうで悲しい。

横手市立大沢小学校のさじなげB級ポイント

雄物川町二井山・武道を5kmほど下ると大沢地区に入る。西に廃村東由利町倉、南に羽後町西馬音内、東にトラスト雄物川を構える良立地で、横手~湯沢の中間に位置する交通の小要所である。

地区内の台地上にある長谷堂は開拓村の名残で、古くから生活が根付いている川沿いの集落となっている。賑わいは無い。

横手市立大沢小学校 入口

地区を横断する107号線からは入口がわかりにくいが、中心部から抜ける路地を上がると汚い沼が現れる。数年前までは「通学路」の標識もあったというが…。

ここを乗り越えた左折先が学校跡地である。少々キツめの登り坂をふかすと、何もなくなった更地がご登場となる。

横手市立大沢小学校 更地

無残にも電柱だけが残されている。旧雄物川町在住のカメラマンが制作している往時の映像はまさに貴重映像。数年前にお会いしたことがあり、町の歴史からクセのある建造物まで丁寧に案内していただいたのも記憶に新しい。

上記以外にも多くの記録映像を残されているので是非ご覧いただきたい。

神明社

上述した通り、学校裏の神明社だけが残されている(敷地より更に上)。

こちらは周辺住民らしき人物が管理しているようだった。石碑だけとなった学校跡地を見つめ、彼は何を思うのだろうか…。