八幡平ガーデンハイツ (はちまんたい)
About 八幡平ガーデンハイツ
秋田県鹿角市八幡平切留平にある廃墟。2018年4月から休業扱いになっている観光案内所で、リゾート開発初期の1970年代後半に開業した。
スポット評価
終末度合い | 16 |
訪問難易度 | 13 |
観光地要素 | 16 |
化石的価値 | 17 |
総合評価 | 62 |
絶景退廃パラダイスへの到来を告げるオープンな廃墟で、誰しもが訪れやすい気味悪さを兼ね備えている。大量の駐車場が昭和の期待と不安を感じさせ、決して長居したくない。
八幡平ガーデンハイツのさじなげB級ポイント
ぼんやりしちゃいられない。鹿角市なぞ一生かかっても掘り返せない暗闇が溢れ出す。花輪ばやしオンリーで騒ぎ立てるのはもうにわかだけにしておこう。
山間にも町のプライドは数多く眠る。バスが引き返す南部の志張温泉手前にまでやってきた。
さようなら秋北バス。朝イチで乗る人はいなかった。運転手は毎日廃墟を拝んでいることだろう。
彼に敬礼し、急坂を登るほかない。粒ぞろいの黒歴史が多くあるが、わかりやすい場所から順番に党員会でも取り上げていきたい。2023年は鹿角の年と聞いている。
どこの阿呆がここから湯瀬ホテルを目指すのだろうか。と思ってはいけない。これは現行の会社が運営する前の破産こいた時代に造られた看板なのだ。四季の彩りを体現するとは笑わせる。
ここまでくれば赤テントがご来場なされる。今夜もいい天気になりそうだ。
やすまらない休む廃墟
八幡平ガーデンハイツは1970年代に建てられた観光案内所で、カテゴリ上は「自然休養村」に属している。当委員会だと秋ノ宮スパッチェや田沢湖友情苑の仲間にあたる。
広義的には休暇村の系列だと思ってもらって構わない。頭くるくるな方はお気になさらず。
見ての通り便宜上は休館中扱いになっている。ただし内部は散乱し、活用の意志は全く感じられない。
2014年のブログでもスカスカな様子が確認でき、おまけに豪雪地帯のため夏季営業のみという醜態をさらしていた。冷静に考えればここでランチを勤しむ人はいないとわかるはずだが…?
そして一番のマイナスが、駐車場が斜めなことによる気持ち悪さだ。ご老体が地に足をつけようものならおむすびころりん。あんとらあまでGOシュートなのだ。
我々はなんとしても、「きぽ」の再販を願うばかりである。みそきぽとかもあったのだろうか…
【追記】
ちなみに、道路向かいは八幡平クマ牧場である。現在は更地となっている。