志張温泉ホテル ~優しすぎた経営の神様~

志張温泉ホテル (しばり)

志張温泉ホテル 看板

About 志張温泉ホテル

秋田県鹿角市八幡平字切留11-11にある廃墟ホテル。2006年に廃業し、現在は建物がかろうじて原型を留めている。年々豪雪により倒壊が進行しており、山林に戻ろうとする姿に湯けむりは見られない。

スポット評価

終末度合い14
訪問難易度14
観光地要素15
化石的価値16
総合評価49

奥にある志張温泉元湯が現存しているため、手前で朽ち果てる珍しいケースの宿泊施設である。八幡平温泉郷の入口にあるが、集落から離れているため訪れる者は多くない。お見掛けの際は是非確認していただきたい。

さじなげB級ポイント

鹿角市八幡平は幹線道路から外れ、ダムを挟んで田沢湖に至る国道341号線沿いのエリアである。市境の峠を越える手前には数多くの別荘や玉川温泉をはじめとする多くの温泉がひしめき合い、ドライブ好きに毎年愛されるアスピーテラインもよく知られている。

ただリゾートというにはアクセスがやや悪く、通の観光地という認識でいる。

志張温泉ホテル 入口

集落と温泉郷を区分けする境にはバス停と広めの駐車スペースがあり、そこにあるのが上の看板だ。奥にある元湯を指し示す看板だが、残念ながら感染症の影響により2020年4月から休業している。復活はいつになるだろうか……

左側に当該物件があるため、ここがかつてホテルの駐車場だったことがわかる。

志張温泉ホテル 宿舎

看板すぐ後ろには、別館なのか従業員宿舎らしき建物が残っていた。
様相が丸富ホテル宿舎に近いため、これは夢に出てしまうこと請け合いだ。

偶然近くを散歩していた老婆がいたが、盲目だったため近寄ると自然に距離を取られてしまった。彼女は此処に何を感じるのだろうか。

志張温泉ホテル 外観

ホテル全景はかろうじて姿を留めていた。一部の棟は倒壊し、鉄塔以外には温泉であることを確認できるものもなかった。

ここは江戸時代に発見された歴史ある名湯で、「神の湯」として長く親しまれていたという。肌に優しい弱アルカリ重曹泉はこの下にまだ眠るのだろうか。

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