秋ノ宮自然休養村管理センター
About 秋ノ宮自然休養村管理センター
秋田県湯沢市秋ノ宮字殿上にある保養施設跡。1981年に農業従事者の研修と育成を目的に建てられたもので、追ってプールも整備されたが2010年代に廃業した。
スポット評価
終末度合い | 18 |
訪問難易度 | 14 |
観光地要素 | 17 |
化石的価値 | 17 |
総合評価 | 66 |
温泉郷なのに温泉らしさを出さないトガりようで外貨獲得に苦しんだのが目に見える。周辺施設にも恵まれていながら、秋ノ宮山荘との共存を模索できなかったのは積年の悪弊である。
秋ノ宮自然休養村管理センターのさじなげB級ポイント
湯沢市旧雄勝町の秋ノ宮温泉郷は県内最南端のホットスポットで、隠れた高給取りたちが疲れてもいない疲れを癒しに来るウワサのエリアだ。
長生きしようものなら秋田は益々凝り固まっていくに違いない。加えて根拠のない罵詈雑言をネットに書き散らす者は長者より先に腹を切って死ぬべきである。
止血をして話を戻したい。秋ノ宮は大きく東西2エリアに分かれており、南部の中心地にあるのが秋ノ宮自然休養村管理センター(以下休養センター)だ。
宿泊は不可(学生の合宿のみ可)の日帰り入浴施設で、格安の210円で利用できた。リウマチや運動器障害、婦人病に効能があったという。
施設は2つに分かれており、北側にあるのが「雄勝屋内温水プールSPA-CHE(スパッチェ)」である。内部はほぼ往時の姿を残したままおざなりになっている。
秋田市の「ユースパル」のような利用を想定していたのだろうか、最寄り駅から30分の難アクセスを活かした保養施設の様相を呈していた。
たいへん残念なのは、昨年に休養センターとプールを繋ぐ渡り廊下だけが撤去されてしまったことである。なぜ彼だけを仲間外れにしたのか…
「いこいの村」に続いて、県南の独立2村はいずれも廃村となってしまった。