大曲市立角間川小学校布晒分校 (ぬのざらし)
About 大曲市立角間川小学校布晒分校
秋田県大仙市角間川町布晒にある学校跡地。1971年に閉校し、体育館が地区会館として利用されていたが2000年代に解体された。校門の一部がギリ残っている。
スポット評価
終末度合い | 16 |
訪問難易度 | 13 |
観光地要素 | 12 |
化石的価値 | 12 |
総合評価 | 53 |
小さな証拠を見過ごして2回スルーしてしまった。これってもしかして…廃墟界のちいかわってコト!?
大曲市立角間川小学校布晒分校のさじなげB級ポイント
たまらなくお尻が痛い。むさくるしい夏を迎える前に、委員一同は県内を走り回っていた。
しかしスレンダーなモデル体型のイケメン揃い。秋田の未来を担うヤングスターを車に閉じ込めていては、人口減少も防ぐことができないだろう。鏡に映るヒゲ面でお腹が痛い。
大曲市角間川の中心地から南に2kmあまり、豊かな田園を翔る県道13号線は雄物川町の横荘線船沼停留所跡に続いている。
その脇に旧道と集落が点在している。崇高な宣教師である視聴者諸君は寄り道に余念がないため、布晒集落に入ったこともあるだろう。絶対あるはずだ。
地図で見ていても、さすがに存在を忘れてしまう姿がわかるだろうか。
収まらない営みのカケラはいつもすぐそばにある。居酒屋の隣を気にしてみよう。
三度目のテイクオフ
大曲市立角間川小学校布晒分校は1874年の開設、現在地への移転(民家の間借りから進化)は1925年のこと。1956年に新築された校舎は2000年代前半の地図まではその存在が確認できた。
上の写真は閉校後地区会館として利用されていた体育館である。児童は1957年の28名がMAXだった。
1970年代の航空地図には、閉校直後の赤い校舎(体育館)が確かに残されていた。
唯一残っている校門も20年前の写真と比べると荒廃が進んでおり、傾きや苔も増殖している。
彼にはなんとか生き残って欲しい。齢70は近いことだろう。
寂しい独居老人に是非会いに行ってくれないだろうか。それだけでも生きている価値があるはずだ。