アキタアイスアリーナ
About アキタアイスアリーナ
秋田県由利本荘市岩城内道川ガザ平3-1にある旧「秋田厚生年金休暇センター」内の施設。「道川のプール」から道路を挟んで反対側に位置しているが、入口は深い草むらに覆われていて建物の姿を見ることはできない。
スポット評価
終末度合い | 19 |
訪問難易度 | 16 |
観光地要素 | 17 |
化石的価値 | 14 |
総合評価 | 66 |
プールばかりに目がいってしまうが、もうひとつの輝かしき歴史を忘れてはいけない。ちょうど県立スケート場がオープンしたが、毎年秋口にはここを思い出していこう。そしてナイスアリーナのネーミングライツはここへのリスペクトではないかと、我々は眠れずにいる。
さじなげB級ポイント
由利本荘市岩城エリアはロケット開発に始まり、ザリガニ研究、団地造成、巨大病院と話題に事欠かない。とりわけ「休暇センター」は亀田に並ぶ二大観光拠点であった。
正しいソースが見当たらないが、オープンはプール同様1987年と推測される。
馬道集落から廃墟モールに上る道路は、あきた病院から勝手集落へと続いている。
この地区のコミュニティバスはその道路を通って病院にたどり着く。病院通いの住民は毎日廃墟を眺め、その姿に何を思うのだろうか。
県立スケート場のオープンが1971年のため、その実績を鑑みて後追いしたかったのだろうか。
別の方が訪問したページを見ると内部まで入り込んでいるのだが、訪問時(2018年夏)は全箇所固く閉ざされていた。探索できる廃墟が減ることはとても悲しいことだ。
しかしながら、これほどまでの巨大施設がプールやホテル共にありながらなぜ廃業してしまったのだろうか。前者は「屋根無し+アツすぎると来ない」というダメ要素満載であり、今であれば盗撮おじさんたちが草むらから現れても受け入れざるを得ない。
ある程度の観客も見込んでのオープンであろうが、我々には天鷺遊園含め廃業の理由が考えられないでいた。
大いなる謎に頭を悩ませながら、我々は天を仰ぐのであった。
そこには、圧倒的なダサさを放つロゴマークがいた。
おそらく滑っているお客さんとアイスのスを表現しているのだろうが、ナミーとハギーが激やせしてしまうほど鮮烈な闇だ。靴まで履いて…さぞ笑われたことだろう。いまや嗤うのはケンケンのみである。
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