東由利町立住吉小学校 (すみよし)
About 東由利町立住吉小学校
秋田県由利本荘市東由利田代住吉にある学校跡地。1982年に玉米小と統合し、八塩小(2011年に高瀬小と統合して東由利小となり、現在は生涯学習センター)へと転生した。校舎は解体され、敷地には「東由利総合支所 住吉館」が建てられている。
スポット評価
終末度合 | 12 |
訪問難度 | 14 |
観光要素 | 11 |
化石価値 | 14 |
総合評価 | 51 |
いったい何人の男がここに夢を埋めたのだろうか。小坂鉱山に比べて資料が乏しく、現代の森羅万象には場違いと判断されている。
東由利町立住吉小学校のさじなげB級ポイント
我々は東由利とかいう魔境を愛してやまない。県北の某偉い人とは全く異なり、きめ細やかなサービスや地域住民の努力は涙ぐましいものがある。
何といっても当委員会の初代ロゴをデザインしたHさん(都内勤務OL)と共に浮蓋駅跡を散策したのが活動本格化のきっかけにもなっているからだ。
もちろんおもしろスポットもあるが、我々はジェントルマンなのだ。まだ見ぬ町の魅力を見つけられるのであれば、時間はもちろん労力を惜しまない。きっと役人には向いていないことだろう。
知性のプロテインは山村に散らばっているのだ。タンパクな景観にも隠れざるストーリーが数多く眠っているに違いない。我々は筋肉モリモリ、マッチョマンの変態だ。今日は厄日だわ!
変哲もない公民館を装っていてもそうはいかない。視力0.7要眼鏡なドライビングライセンスにかかれば、遠くに消えた歴史もきれいさっぱり見えてくるのだ。
悪いが彼(本校)を起こさないでやってくれ。死ぬほど疲れてる。
あふれる若さがとびはねる(希望的観測)
東由利町立住吉小学校は1892年の開校で、閉校までに1795名の卒業生を輩出した。周辺集落を眺めてもそれだけの生徒がいた痕跡は見当たらないが、それほどまでにこの町が林業や出稼ぎで一時代を築いていたことがわかる。
巨大な家屋に住むおじいさんたちがその証拠だ。歴史は嘘をつかない。
右上に見えるのは離れた屋外プールか、それとも貯木場か。
東由利町の社会科教科書から引用した1枚と現地を比較してみよう。
かつての校舎(1980年代前半?)
右奥に見えるのが石碑で、その手前が校舎跡だったようだ。
かつての校舎入口にある大木の位置に石碑があり、当時の立地を思い出せる作りになっている。
これはありがたい。石碑に当時の校舎が掲載されていた。住吉館の位置はこの写真奥の校舎に値する。
と考えると教科書に載っているのはさらに昔の校舎かもしれない(木の位置が違うように見える)。きっと優しくて住吉に詳しい人が真実を教えてくれるはずだ。思い出コメントお待ちしております。