鑓見内駅(やりみない)
About 鑓見内駅
秋田県大仙市鑓見内字大根田(だいこんだ)にあるJR田沢湖線の無人駅。観光客が降りることはまずない地域住民用の駅であり、秘境駅という感じでもないので知名度は低い。開業は1960年。
スポット評価
終末度合い | 13 |
訪問難易度 | 15 |
観光地要素 | 9 |
化石的価値 | 10 |
総合評価 | 47 |
JR田沢湖線沿いは朝7時台を除いてほぼ2~3時間に1本のペース。これは秋田新幹線こまちが通る影響であり、通常の駅構内で間近にみようものなら風圧に圧倒されてしまう。十分にお下がりください。
特徴
当駅は幹線道路から1km近く離れており、駅周辺は一面の田園風景が広がっている。お店のたぐいは全くないため、訪問時は飲み物など持参のうえ訪れていただきたい。ちょい桂根駅似?
しかし駐輪場を見ると、数台自転車が停められていることがわかる。鑓見内エリア周辺はバス路線が風前の灯となっており、仮に大曲方面に通学する場合は7:16発、角館方面に通学する場合は7:12発に乗るしかない。
そのため7時台に上下2本づつ出ている電車は、学生にとってかけがえのない交通手段なのだ。
冬期間がどうなるのか全く想像もつかないほぼオープンな駅構内だが、そこは考えないでおこう。
ちなみに地名の由来には、「源義家が鑓をご神体に納めて神を祀った」という説があるらしい(「地名譚 /秋田文化出版社/1988」より)。近くに祠があると聞いたこともあるが、実物を見たことがないので真意は不明。