大仙市太田町 鹿子温泉 ~封印されし幻獣の祠~

鹿子温泉 (しかご)

鹿子温泉 道中

About 鹿子温泉

秋田県大仙市太田町川口字バチ沢1-70にある温泉旅館跡。「川口荘」とも呼ばれ、500m手前にある奥羽山荘とともにいで湯の名湯として親しまれていた。2000年代初頭に廃業したとみられ、建物がそのまま残っている。

スポット評価

終末度合い15
訪問難易度16
観光地要素13
化石的価値17
総合評価61

道路沿いに進めば、ここから5kmほど南下した花乃湯温泉と併せて訪問できる。比較すると、隠れ里の雰囲気を併せ持つ花乃湯にはやや劣る。それでも短い道中ではあるが、捜索気分を手軽に掘り起こす良物件といえる。

さじなげB級ポイント

当委員会でようやく登場となる太田町は、冬期間どこにいるかわからなくなるほどに平坦な土地柄である。
合併以降は中里温泉太田分校以外の知名度を排除のち冷遇されていたが、近年はようやくドラッグストアやコンビニも増えて町らしい姿を取り戻した。

2020年に入ると感染症の影響により、旧国民保養センター「奥羽山荘」の営業停止が発表された。ほどなく別会社が引き継ぐことを発表し事なきを得たが、その現地確認も兼ねて訪問することとした。

奥羽山荘 外観

2020年7月上旬の奥羽山荘はいくつかの車が出入りし、掃除など営業再開に向けて準備が進んでいるようだった。再開するパターンだと無事を確認し、駐車させていただき徒歩で天守閣へと進むことにした。日差しが照り付ける。

ここは東北エリアに定められた観光散歩道「新・奥の細道」に認定されている。「真木、川口渓谷鹿恋のみち」コースの中間地点にあたり、釣りを楽しむべきと推奨する看板が建てられている。

新・奥の細道 入口

左に曲がると奥羽山荘、正面が釣りにオススメ「真木渓谷」への入口だ。当初車で進む予定だったが、砂利道の時点で水の流れが始まっていたので車を降りたまでのこと。一句読むこともできない無能軽には厳しいと判断した。

視界には入っている建物が鹿子温泉そのものである。左に渓谷へと至る登り坂があったが、今回は遠慮させていただいた。インドア派なので。

鹿子温泉 ようこそ

雪深い土地柄もあってか、トタンの建物は全て板で塞がれていた。廃墟ファンとしては、手が加わっていることを少しばかり残念だと感じてしまった。
不法投棄禁止」の看板も、前の道路にないと効果が薄いのではないか。ここまで来て引き下がる奴はいないだろうに。

鹿子温泉は1956年の開業で、建物裏にある川の上流で湧いていた源泉を引いて始まったものである。しかしその後土砂崩れで源泉が埋まり、川の下流から引き出した28度泉を引いてなんとか再開した。更に1981年には「奥羽山荘」が開業し、「平日はお風呂が沸いていない日も多かった」という。なんという不遇な…

鹿子温泉 内部

入口のガラス戸から内部を撮影した一枚。訪問時は何気なく見落としてしまったが、よく見ると画像中央部にムックの生首らしき亡霊が映り込んでいるように見える。これは大変なことですぞ…。

大仙市はUMAの存在、そして太田町の存在を隠蔽したいに違いない。

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