千秋線(せんしゅうせん)
About 千秋 線
秋田市手形山崎町から、住吉町、新栄町、千秋久保田町、千秋明徳町、千秋矢留町へと至る秋田駅前とは思えぬジグザグ電柱路線。文字では表現しづらいので、路線はページ下部のgoogleマップにてご確認願いたい。
スポット評価
終末度合い | 2 |
訪問難易度 | 3 |
観光地要素 | 10 |
化石的価値 | 4 |
総合評価 | 18 |
既存の千秋地区を大胆に散策する挑戦的ルート。秋田市天下の観光名所「千秋公園」を総スルーしていくスタイルには思わず唸らざるを得ない。
特徴
電柱番号は最大82。まず一番に訴えたいのは「千秋公園通れよ」という点。マザー・テレサ並みに優しい人がそれを無視したとしても「シェソワ橙付近の24番以前の電柱はどこにったのか」という苦い疑問が残る。(おそらく手形地区県道28号線の電柱が地中化しているためではないかと考えられる)
路線沿い前半の手形地区は学生街となっており、34付近には長年愛される「とんかつあべ」、アパート立ち並ぶ中異彩を放っている「ヴィクトリアハイツ」(40付近)、整骨院が入っているからか「ボーン千秋」(42付近)などみどころ満載。後半は秋田市立図書館明徳館と第1回紅白歌合戦出場歌手の「東海林太郎」像(歌うやつ)があり、比較的知名度の高いエリア。そして城下町時代を今に残す保存樹「鷹の松」でフィニッシュする。
…なんと素晴らしい観光ルートだろうか。役所の人たちは早く新観光ルートとして構築しなさい。
千秋公園以北を観光スポットとしてかたくなに扱わない行政へ風穴をあける革命路線と言える。