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手形田中線 ~学生にイジられる謎のオニオン路線~

手形田中線(テガタタナカセン)

手形田中 6手前

About 手形田中

秋田市手形田中地区を走る路線。秋田大学北西部に位置し、西谷地周辺や広面地区と並んで学生街であることからアパートが非常に多い。3~9番電柱と土崎連絡線14付近(こばやし駄菓子店)までの道路は町内のメインストリートであり、手形地区の中心ともいえる住宅街だ。

スポット評価

終末度合い 4
訪問難易度 3
観光地要素 4
化石的価値 6
総合評価 16

古い生活道なので薄着で水やりすぐおじいさんや庚申塚がよくみられる。お散歩にぴったりなどこか懐かしい路線。千秋公園からも近く、一緒に観光したい。

特徴

電柱番号は最大14。地区名「田中」の由来は名前の通り田んぼが中心の地区だったから。「手形」は諸説あるが、一説にはかつて手形山に存在した巨大な鬼が残した手形(≒平地)の名残だという。

主に路線南部にある「秋田東中学校」沿いの通学路になっていて、帰宅する学生が歩くほのぼの道路となっている。かつて(15年以上前?)は「ビューティサロンやなぎだ」(5番付近)の隣に駄菓子屋があったり、地図で示している「佐藤アパートB棟」の1階部分がカフェだったりともう少し若者でにぎわっていたらしい。ちなみにA棟は周辺に見当たらず、詳細不明。

そして道中の「たまねぎアパート」は一見の価値あり。看板が腐ったたまねぎを模しているが、その理由が全くわからない。入居者に野菜のプレゼントでもあるのだろうか…

夕方には通り沿いに夕日が差し込み、帰宅する学生と共にどこか懐かしい気持ちを思い出させてくれる路線となっている。7番付近の庚申塚や、10番以降の生活用水路も哀愁が深い。短路線ではあるが、その価値は非常に高い。