西目線バス停 「潟保」
About 西目線バス停「潟保」
秋田県由利本荘市西目町西目潟保にある目立つバス停。市が運営する有償コミュニティバス「西目線」停車場のひとつだが、これは以前の羽後交通バス路線時代の建物を再利用しているものである。
スポット評価
終末度合い | 12 |
訪問難易度 | 11 |
観光地要素 | 16 |
化石的価値 | 17 |
総合評価 | 56 |
集落の歴史はもちろん大切だが、そこにまみえる小さな工夫な気遣いも教えていただけると何よりだ。年老いた感性では地域住民と関りを持つことが難しく、真相を知ることができない。
バス停「潟保」のさじなげB級ポイント
当委員会の閲覧者には、ニシメを国道だけで通り過ぎる阿呆はいないはずだ。
なぜなら我々は与えられた便利さだけを享受し、のうのうを暮らしてきたからだ。秋田はそうやって衰退してきたことをまた忘れているのである。常に反省し、己を奮い立たせなければならない土地だというのに。
碁石農村公園から井岡遊園地を舐めて来たれば、もはや変態を否定することはできない。
集落痴漢野郎よ、南下して潟保集落に入らばその古き造りに感銘を覚えたことだろう。ここは由利十二頭(かつて地区を治めた神12みたいなやつ)の1人潟保氏の城下町としての歴史を有している。
集落に入ると問題のバス停があるだけだが、それより手前のクソデカ庚申塔が目に入ってくる。
おそらく県内イチのサイズ感。集落童貞向けに軽く解説すると、庚申塔は「集落の入口を見張る門番」のようなもので、信仰の化身として疫病を防ぐ役割を持つパワースポットだと思ってもらえばいい。
その歴史は古く、近くにある看板によれば1809年に設置されたのだという。大きさの由来までは触れられていないが、一説には信仰心の強さによるものではないかと記されていた。
肝心のバス停についてだが、これは地域の名産である「わい化りんご」を表している。
いわゆる接ぎ木した林檎のことなのだが、なぜか集落内では一切説明の看板がない。糠沢駅状態である。
しかし真向いには公民館+駐車場があり、奥には八幡神社もあり眺望もバツグンだ。せめて無人販売所でもあればSNS映えスポットに進化できるポテンシャルを秘めている。惜しい…何かが惜しい…孔雀もそう…