鹿角市役所八幡平支所(はちまんたい)
About 鹿角市役所八幡平支所
秋田県鹿角市八幡平堂の上にある役所支所跡地。500mほど離れた場所(八幡平小学校の近く)に移設されたため、こちらはすっかりお払い箱となっている。しかし住宅は当該エリアに位置するため、少なき子供は此処に集うのだ。
スポット評価
終末度合い | 17 |
訪問難易度 | 07 |
観光地要素 | 16 |
化石的価値 | 21 |
総合評価 | 61 |
他の目的のため八幡平駅前を素通りしていたら、旅の目論見は大きく外れることになる。道の駅で見慣れたお菓子を買い、見慣れた異性に日ごろの感謝を伝えるだけとなる。たいていの人間はそれで問題ない。
鹿角市役所八幡平支所(旧型)のさじなげB級ポイント
よく晴れた空にエンジンは似合わない屁をこいていられる。また遠方へと繰り出すのやらとお怒りのようだった。
しかし老体に鞭を打ちたいのがSのサガというものだ。蝋燭はないが火は灯してやろうぞ。
鹿角市中心部から南に6kmあまり、10分もため息をつけば優雅な別荘「八幡平」エリアの入口がご来航。
民宿あんべと碇発電所のハザマ、大日堂舞楽で有名な秋田市の八幡平エリアにそれはいる。
新年以外はひっそりとした昔ながらの街並みだ。こちらがユネスコ無形文化遺産だろうか。
役所支所とはいうものの、奥には体育館もあり鳥海総合支所を思い出させる。しかし人はおらず、田んぼを挟んで向かいにできた新支所をうらめしそうに見つめていた。
それとは対照的に石碑だけは美しく磨かれ、先の名峰に負けない輝きを放っていた。
そして入口脇の大木には、昭和アニメでしか見たことのない「枝に括りつけられたブランコ」が残されていた。
口笛はなぜ、遠くまで聞こえるのだろうか。
仕事のないサラリーマンを装い、缶コーヒーを煽るにはさすがに申し訳なさ過ぎた。