軽井沢生活改善センター(かるいざわ)
About 軽井沢生活改善センター
秋田県由利本荘市羽広七ツ鉢にある農村公園。旧大内町の最東端にあり、幹線道路国道105号線沿いにあるためトラックや大型車両の往来も多い。騒がしいのにどこか寂しい小さな交流スペースだ。
スポット評価
終末度合い | 12 |
訪問難易度 | 12 |
観光地要素 | 8 |
化石的価値 | 10 |
総合評価 | 42 |
手前の見岫ハタハタ直売所とは異なり、幹線道路沿いに面しているため比較的見つけやすい。施設名になっている「軽井沢」地区はここより少し奥まったところにある大内最奥の集落であり、旧雄和町の萱ケ沢のようなしっとりした雰囲気がある。ここを起点に併せて訪問したい名所だ。
軽井沢生活改善センターのさじなげB級ポイント
由利本荘市大内町は東西に広く、旧大内町の中心地区は西側のJR羽後岩谷駅側に集中している。大仏で有名な赤田地区も東側にある。そこから伸びる国道105号線は、うねりながらも雄大な下川大内エリアの広さを感じさせる名路線といえよう。
幹線道路から見ればわかるように中・小規模の集落が点在しており、そのそれぞれに個人商店や公民館がしっかり生き延びている。そこから新田という地区に出るが、昭和感満載の「名湯 滝温泉」の看板がお目見えする。上川大内エリアの玄関口であり、デカ盛りの老舗「いときん食堂」が有名だ。ここまで同じ。
上川大内も過ぎて「だいぶ来ましたねこれは」と感じるあたりで軽井沢エリアに着く。「七ツ鉢」という名称なだけあって7戸ほどの家屋が確認できる。
集落の反対側にある生活改善センターは公園としての役割も担っているが、雑草が刈られていないところを見るとあまり利用もされなくなってしまったのかなと感じてしまう。
公園唯一の遊具であるブランコが悠々と余生を過ごしていた。錆びかけている彼の佇まいはどこか勇ましくも見えた。皆さんも通ったら使ってください。彼の代わりに呼びかけます。
ちなみに大内地区はコミュニティバスがあり、広々としたエリアなのだがそつなく旅を楽しむことができる。しかしお察しの通り観光利用はほとんどないため、地域住民の皆さんの邪魔にならないよう利用したい(それなりに乗車客がいるため)。