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本荘市立小友小学校金山分校 ~消えた瓦の鼓動~

本荘市立小友小学校金山分校 (かねやま)

本荘市立小友小学校金山分校 外観

About 本荘市立小友小学校金山分校

秋田県由利本荘市金山須郷および梅ノ木沢にある廃校跡地。1968年に閉校し、現在は「三町内児童遊園」として再整備されて地区会館が建っている。

スポット評価

終末度合い12
訪問難易度11
観光地要素11
化石的価値09
総合評価43

実質行き止まりの終点近くにある分校跡地だが、市街地からそれほど離れていないため過疎めいた空気は少ない。綺麗な石碑もあり、愛情が感じられる。

本荘市立小友小学校金山分校のさじなげB級ポイント

いやはや、本荘市の楽しみ方がわからない。在住者に聞いても「見所など無い」と太鼓判を破られるほど町中は憔悴している。

「街づくりですか?もう終わりましたよ」の我が物顔が役所から見え隠れ。これでは県大生自己満くらいしか楽しみがないだろう。嗚呼可哀そう。

手前

由利本荘市小友エリアは本荘ICにほど近く、魔境東由利に行く途中の曲がり角を入った地区である。川沿いに道路2本と数十戸が連なっている。

お店などあるはずもないので、奇跡がもし起こるなら今すぐ君に見せたい今日この頃の朝。車通りもあるはずがない。※赤田行きの林道は通行止め

本荘市立小友小学校金山分校 全景

県道49号「本荘大内線」を進むと遊具が見えるのでそこがゴールとなる。

本荘市立小友小学校金山分校は1889年の開校で、一時期(1901~1933)は独立した小学校だった。

本荘市立小友小学校金山分校 石碑

敷地の一角には綺麗な石碑が残されており、沿革が記されていた。
2000年代後半までは瓦屋根の校舎がそのまま残っていたが、今は建て替えられて小さな地区会館だけになっている。妙に敷地が余っているのはそのためだ。

ちなみに統合先の金山小学校はまだ現役で、細かい沿革もしっかり記載されている。学校がなくなるとその類の歴史も見れなくなることが多いので、亡くなった者のデータもどこかに掲載してほしいものだ。