八峰町立八森小学校 (はちもり)
About 八峰町立八森小学校
秋田県山本郡八峰町八森古屋敷にある学校跡地。2009年に観海小、岩舘小とともに八森小学校(新校舎)へ統合された。建物がそのまま残っており、水産会社の所有物となっている。
スポット評価
終末度合い | 15 |
訪問難易度 | 12 |
観光地要素 | 13 |
化石的価値 | 13 |
総合評価 | 53 |
中途半端に再活用されているため、ノスタルジックさが半減されていて勿体ない。ただ草木は生い茂っており、本当に利用されているのかは怪しい。廃校が倉庫扱いできるなら随所で活用いただきたい事例だ。
八峰町立八森小学校のさじなげB級ポイント
ただならぬ気配を察知する委員一同。しかしそれは町の空気ではなく、運転の眠気によるものだった。
石塚を狸印に仕上げたところで、いったん癒されにびゅうシーライン(上嘉治助台)に登った。
あまりにダサいネーミングセンスにおめめキマりのポンポコ山。目的地へ向かおう。
能代方面から北に30分あまり、ふれあい橋さわめから更に4kmほど北上すると東八森地区に至る。
コンパクトでシャレオツな八峰町役場にも近く、実質的な町の中心エリアである。
DCMニコットや薬王堂、ローソンもあり希望と活気に満ち溢れている。人通りもまばらだ。
改めて依頼品を見てみよう。一見ただの会社でしかないが、すぐに校門の跡だとわかる。そばにバス停もあり、立地も考えると納得の小学校であることが推測できる。それでも統合しなければならないのだ。
看板のデザインがやや気になるが、それ以上に雑草の人口増加が顕著に見受けられる。
統合先のホームページでも沿革がほとんど明記されておらず、少々扱いがよろしくない印象を受ける。
集落中心部からも少しだけ離れているせいか、町民利用がないせいか他施設よりも荒廃している。
唯一、校舎脇で申し訳程度に石碑が建てられていた。この類にしては細長く情けない。
1876年の開校と記されているが、横手市の廃校に比べるとあっけない最期だ…
【追記】
2022年に「今後解体予定」との情報提供をいただきました。
次見るときにはもうコイツもいないのだろうか…新しい生物が生まれそうなプールも…