廃村 男鹿市前野 ~変革する草木リゾート~

廃村 男鹿市前野 (まえの)

廃村 前野
妙に舗装道が見えるのには理由が…

About 廃村 男鹿市前野

秋田県男鹿市船越前野にある廃村。すぐ隣に住宅が立ち並び、一般道からも近いため廃村の中でも異質な存在感を発揮している。立ち入り規制などもなく、遊び場として使われていてもおかしくないアクセスの良さはピカイチである。

スポット評価

終末度合い08
訪問難易度05
観光地要素09
化石的価値10
総合評価32

同カテゴリでは稀に見る低評価となった。ここが廃村であることを知らなければ気づかない人も多いかもしれない。有料道路やダムによって姿を消す集落もあるが、また違った趣を見せている前野は初心者にオススメだ。

さじなげB級ポイント

駅裏スナックと熟女の誘いに導かれ、船越地区は男鹿工業生や海のオトコたちの溜まり場となっている。そうだ知らないうちに俺たちは大人になっていたのかもしれない。いつしか廃墟に興奮を覚える変態となってしまったからだ。

今回の舞台はまさかの中学校近くにある。右が学校、左が廃村への入口だ。さすがに中学生には刺激が強すぎるのでないか。中3のとき前戯を知らず彼女にフられてしまった道川君くらいマセていたら大丈夫だと思われるが…

船越駅から脇本駅に至る旧道沿いにあり、上地図を左折してすぐにある茂みに右折直進すれば前野へと到着だ。

ここは戦後引き揚げ者の開拓村(農地がないため行政が与えた土地。大体が台地にある国有林や元個人所有地)であり、2戸が1945年頃に入植したが1975年に移転したとされる。 参考:秋田・消えた開拓村の記録(2005)

廃村 前野
数年前までは建物もあったというが、現在は確認できない。

その後自動車学校(男鹿中央モータースクール)の敷地となったため、廃村跡地だが舗装された道路が無造作に残されている。注意して歩くとS字カーブの痕跡などを発見することができる。

1990年代のゼンリン住宅地図にはコースがそのまま残っているため、廃業は2000年代初頭と考えられる。「開拓村」に記載のあった建物(事務所)は発見できなかった。入口が一か所しかなく、国道101号線に面していればまだ寿命も延びたかもしれないなと思いをはせる。

廃村 前野
廃村仮免でも訪問可能。

ある意味廃村としての姿は失っているが、まだ地名を残している珍しい場所といえる(隣の住宅団地の小字が前野であり、当時の開拓地の一部)。

当委員会では事前調査の前に偶然発見したスポットであり、驚きも大きかった。廃墟訪問にはときに偶然の出会いも必要だ。連なるエッセンスを感じるスクール跡地に、当時通った市民の想いが眠っていることだろう。

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