大滝山温泉 (おおたきやま)
About 大滝山温泉
秋田県秋田市上新城道川字愛染にかつて存在した温泉旅館。2020年に閉館し、建物がそのまま残る。かつては市内屈指の秘湯として根強いファンに支えられていた。
スポット評価
終末度合い | 14 |
訪問難易度 | 13 |
観光地要素 | 16 |
化石的価値 | 17 |
総合評価 | 60 |
またすぐに栄光は埋められてしまう。新しいモノに手を出す無様な秋田県人の最たる姿であり、ゴミをリサイクルしないエセ都会人スタイルには思わず感嘆のひとことだ。友達になって欲しい。
大滝山温泉のさじなげB級ポイント
朝4時に堅いマットレスが呻きを上げる。予定の11時までは随分と力が有り余っているようで、安物の珈琲も普段より苦く感じられた。飲食スペースは此処ではないようだ。
コンビニのWi-Fiも余命僅かになる。こんなときはガソリンをケツに潰し入れるほかない。
5年ほど前に訪れた温泉が閉業したことを思い出した。
しかし記憶を確かに向かったところで、全く異なる下新城小友中坪に来てしまった。
己を過信して地図を確認しない怠惰は自らの首を絞めるばかり。神社に反省を誓った。
秋田市添川から県道41号線に入り、秋田市の概念を考えさせられるエリアが見えてきたら右折、1kmあまりで老人ホームの奥に見えるのが大滝山温泉こと「神の湯」である。
日帰り入浴専門で料金は400円、湯上り後もくつろげる広い休憩スペースがあった。
晩年は土日祝日のみ10~18時の営業だったという。
コロナ禍も原因にあるだろうが、やはり自ら秘湯と名乗ったのはまずかったか。
秋田市は北東と南が奥深い。まだまだ地元を愛し続けなければいけないと反省した。帰り迷った。