廃村 合川町大内沢 (おおないざわ)
About 廃村 合川町大内沢
秋田県北秋田市合川町三里字大内沢にある集落跡地。最盛期18戸で、1973年に集落再編成事業で移転した。道中はやや狭いが、景観は良好。
スポット評価
終末度合い | 14 |
訪問難易度 | 17 |
観光地要素 | 15 |
化石的価値 | 13 |
総合評価 | 59 |
集落の入口がややわかりにくいが、看板以降の未舗装道は一本道である。草木に深く覆われており、軽でも訪問が困難なほどに茂っていた。
さじなげB級ポイント
鮎の塩焼きが口に合わず、祖チンを冒涜された我々は怒りに満ちていた。ただ朴念仁な集まりで廃墟を訪れるほか生存意義の無い朽ち果てゴリラなだけで、真っ当に生きる人間なのである。
駅から直進する県道24号線を下り、李岱李岱にある合川西小学校(2012年廃校)を確認。田園を挟んで隣の根田屋布岱にある「樺細工発祥之地記念碑」を見れば愚息の事実などいつの間にか忘れてしまう。
その2つ南にある雷岱集落に「農免農道」の青標識があるので直進し、五輪岱集落の住宅が見えたら坂を登って公民館を右折、すると間もなく入口(上画像)が見えてくる。
左折して未舗装道に入るとすぐ神社と集落の眺望が明らかとなる(下画像)。
「秋田・消えた村の記録」(2001)によると「大半の住民が耕作に通っている」とあるが、訪問時は道中を含めて荒れ地となっていた。
しばらく進むと小さな公園のようなスペースがあった。家屋跡だろうか。
書籍にここから少し先に移転記念碑と蔵があるらしいが、木々が倒れており一部通行不能となっていた。ここで我々はまだ奥があることに気づかず引き返してしまったのである。貝喰のときのポテンシャルはどこにいったのか。
帰宅後に早漏訪問を反省するさじなげ委員一同であった。是非とも草木の少ない春先にリベンジさせていただきたい。