大滝グランドホテル ~時代を超えゆく廃墟タワー~

大滝グランドホテル(おおたきぐらんどほてる)

大滝グランドホテル 町中

大滝地区のまちなか…とみせかけて十二所地区。

About 大滝グランドホテル

秋田県大館市十二所町頭にある廃墟ホテル。1996年頃に閉業したといわれているが、2018年現在解体されていない。当然ながら立ち入りは禁止されていて、まちの中心にある巨大廃墟として大滝温泉エリアのシンボルは鎖国を続けている。

スポット評価

終末度合い20
訪問難易度14
観光地要素16
化石的価値23
総合評価73

単一建物の廃墟としては県内最大級の規模。町中のちょうど中心にあり、その大きさから目立ち方が尋常じゃない。嫌でも視界に入ってしまうその存在感は、たどり着いた観光客全員を見下ろしているかのようだ。

特徴

大館市の大滝温泉街が1600年近い歴史(まさかの平安時代から)があり、せいぜい70年あまりの森岳温泉や400年ごときの玉川温泉とは格が違う古豪である。バブル期にはまさに湯水の如く観光客で賑わったという。

レジャーブームにのってホテルは増え、現在20軒。(中略)大館市の奥座敷として、また十和田・八幡平国立公園の中継地としての地位はゆるぎない。 ※参考文献:「各駅停車 全国歴史散歩 秋田編/秋田魁新報社/1978」

大滝グランドホテル メイン道路

メイン交差点。左が軽井沢地区。

しかしいま、その歴史は全く感じられない。

残念ながら寂れに寂れた温泉街…?のような500m余りの通りが見えるばかりだ。今年道の駅のできた大湯温泉とは違い、駅もありアクセスもいいはず。どうしてこうなった…。

 

2~3軒の旅館と飲食店、まとも温泉は湯夢湯夢の湯軽井沢温泉くらいだ。時を越えて森岳温泉といい勝負となってしまった。悲しい末路がここにはある。川向かいの労災病院だけが明るく光る。

2005年と明記されたこちらのホームページでは11軒の旅館やホテルが並んでいる。しかし五輪荘(2010年閉館)滝の湯旅館富士屋ホテル(2015年破産)も三福旅館(解体済)も一陽旅館(解体済)もホテル千波も大滝観光ホテルも第一旅館もホテル若喜もホテル白龍閣も大滝温泉プラザ(元湯治場「れいせん館」)もなくなってしまった。 ※一部施設は(調査しようがないので)閉業時期が不明。情報お待ちしてます。

 

残されたホテル千歳とリトル大滝温泉こそ現代の生き仏か。某紙のニュースで「大館市は50%が空き家」と報道されたこともあり、その勢いはとどまるところをしらない。

特に当委員会監査役のサエモンはかつての富士屋ホテルをよく利用していて、よく整った施設だっただけに閉業時たいへん残念がっていた。サ「まあ場所わかりにくいしな」

大滝グランドホテル 遠め

昔の道路のままなのか駐車もしづらい…

そんな隠されし廃墟テーマパークの主役こそが「大滝グランドホテル」だ。

画像ではわかりにくいが2棟構成となっていて、橋から見えるその姿がかつての某貿易センタービルを思わせるような秘めた恐ろしさがある。よくよく見ると部屋のカーテンがところどころよれていて、そこからスナイパーに撃ち抜かれるのではないかという謬見すら覚えてしまう。

大滝グランドホテル グルメ

唯一の救いはここにあった…!

しかしながらこれだけは覚えて帰ってもらいたい、「大滝グランドホテル向かいにある竹園の飯は超うまい」ということを。

当サイトはグルメを一切推し進めていないが、県内各地を旅した我々がオススメする県北ナンバー1グルメだ。行かなきゃ損。2階の座敷からまさかの廃墟飯を楽しめる名店を忘れるな!!

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