能代市立日影小学校 (ひかげ)
About 能代市立日影小学校
秋田県能代市朴瀬日影にある学校跡地。2008年に向能代小学校へ統合され、森の中に木造校舎がそのまま残されている。
スポット評価
終末度合い | 16 |
訪問難易度 | 14 |
観光地要素 | 13 |
化石的価値 | 17 |
総合評価 | 60 |
キモすぎる立地に初見では引いてしまうが、ここには不思議な魅力がある。山奥でもないのにひっそりと影を落とし、不気味に語り掛けてくるからだ。
能代市立日影小学校のさじなげB級ポイント
東能代駅前から東に1kmあまり、鰄淵(かいらげふち)から峰浜方面へ向かって64号線を北上させていただこう。
なお、駅裏には桧山川橋梁なる歴史的建造物が残されている。リンク先に詳細が明記されているのでネタバレは避けるが、併せて訪問しておきたい。
3kmほど進むと能代市朴瀬(ほのきせ)に到着し、何もない田園に建つJAあきた白神の本店手前で右折する。3戸ほど住宅を過ぎれば不吉な影が見えてくる。
森の中に隠れる別荘かと思いきや、石碑で学校入口だとわかる。
能代市立日影小学校は1949年の開校、(今では到底イメージできないが)能代市北東部の多くの児童を輩出した。
原因はもちろん人口減少によるもので、その証拠が学校裏に残されている。
空き缶が括りつけられた上半身だけのマネキン…教育委員会に対する「児童がいますアピール」なのだろうか。
偽道祖神の力は大人にまでは及ばなかったようだ。しかし今になってその憎悪が恐ろしく我々に語り掛けてくる。夜中に近寄ってはいけない場所である。
【追記】
2022年秋に更新されたストリートビュー航空地図にて、校舎の解体が確認されました…。
田代小も同年夏に解体されたため、能代市の学校たちは後先短い可能性が大です。早めに拝もう。