リトル・ペブル同宿会 (りとるぺぶる)
About リトル・ペブル同宿会
秋田県湯沢市三梨町清水小屋にある修道院らしき施設。2008年にネットの奥底からその声明が発掘されると、日本中の股にかけるセンシティブなデビューを飾ったのである。
スポット評価
終末度合い | 25 |
訪問難易度 | 25 |
観光地要素 | 10 |
化石的価値 | 13 |
総合評価 | 73 |
一周まわった秋田フリークなら知らない人はいない大先輩である。時代を乗り越え令和に突入したいま、愛の巣窟は廃墟に成り代わっていた。
リトル・ペブル同宿会のさじなげB級ポイント
湯沢市稲川は殿様に献上したうどんが現代まで受け継がれ、滑舌に効果的と言われる稲庭うどんの総本家として知られている。加えて仏壇仏具の名所であり異質な空気をまとうエリアだ。
2022年3月末には駒形小・三梨小が閉校したことでいよいよ地獄に片足をつっこんでいる。でもよねやと薬王堂の並びは好きなさじなげ委員一同である。湯沢市は魅力が多すぎるため観光施策の中に全く組み込まれない旧稲川町だが、素朴な有様こそ秋田の神髄であり、愛してやまないのだ。
しかしながら、ここには我々の愛情を遥かにしのぐ聖母マリア並の神ちゃまが住んでいるという。
それも閉校した三梨小から徒歩3分の好立地にある。気持ちと下半身がおっきくなってきた。
かつて日本中をざわつかせた終末理論を持つ教祖がそこで住んでいた。
それが預言的使命であれば、何かに突き動かされるように重い腰を振る委員とも共鳴し合えるに違いない。音はココロとなり、そしてひとつになる。
ヘッド・トゥ・ザ・カ〇ト
リトル・ペブル同宿会は2000年頃から活動を開始した新興宗教で、オーストラリアの大先生「リトル・ペブル」氏の教えを受け継ぐ存在である。親子そろってカルト教団認定されており、皆目見当違い。
2017年訪問(上画像)時には下宿の体裁が採られており、5人の入居者の名前が綴られていた。当時はまだ周辺のスーパーや県道沿いで白装束姿の信者も確認できた。住みやすそうな町だ。
しかし2023年3月、愛の巣は廃墟になっていた。一部メディアによると2020年3月に新型コロナのクラスター感染が起き、それ以降活動が見られなくなったとされている。
これまでの活動でも世界情勢に関する陰謀論やトンデモ宣言を多数発布しており、その原材料ともいえる「セックス教義」を神に捧げられなくなったことは大きなダメージだったと推察される。
ヨーグルトを塗り込み、性器をこすりつける教えはもう湯沢に残っていないのだろうか。
すっかりご無沙汰の委員一同は愛を知るために来たというのに。無念この上ない。
ちなみに委員長の石塚は、信者の一人に会ったことがある。マインドコントロールを受けていたのだろうか、湯沢市街の病院に通院を続けているという。二度と繰り返してはならない…かもしれない。
【追記】
2023年冬に再訪したところ、電気がついているのを確認。地元出身者によると湯沢市内で生活を続けているという。まだヨーグルトを女体に塗りたいと思っているのだろうか…?