田沢湖金色大観音 (こんじきだいかんのん)

About 田沢湖金色大観音
秋田県仙北市田沢湖生保内下高野にある格式高い立像。見た目に反して歴史は浅く、1987年デビューの30代である。周辺には仲間もいるため、まるで太陽のようなお方だ。
スポット評価
終末度合い | 15 |
訪問難易度 | 14 |
観光地要素 | 19 |
化石的価値 | 20 |
総合評価 | 68 |
知識として見聞きはしていてもじっくり訪問している方は少ないかもしれない。なぜなら宗教は自由であり、強制してはいけないからだ。行くのも自由、行かないのも自由。
田沢湖金色大観音のさじなげB級ポイント
世間はすっかりウィンターレジャーの季節である。雨は夜更け過ぎに探索願望へと変わり、サイレント集落に行かないとおかしいカラダが疼いて止まらない日もあるという。
町中では性の6時間をハピネスにお過ごしなされるおカップルのお皆様が御成に御成られていると云う。しかしながら我々にはそんな猶予などない。今宵も尊い本どもが、素敵な情報を与えてくれるから。

なぜか婚約を隠していたアナウンサーからのお知らせに、委員の中嶌はむせび泣いていた。
「実際もう一緒に住んでましたから」などと意味不明な発言を繰り返していたため、我々は戒めの意味を込めてご利益のありそうな地へと向かっていたのだった。
しかしこれが失敗だった。先にあるレイクリゾートは彼女がナレーションを担当しているのだという。「なんだドッキリ婚約なら許しますよ。ホテルで嫁が待ってるんで」などと意味不明な発言を繰り返していたため、我々は貶めの意味を込めて頬をつねって差し上げるのだった。

人口減少短命県に住む者として、一番は修行が足りていないと日々感じて居る。
幻覚が見え始めた素人リスナーを叩きなおすため、開運祈願へといざ参ろうぞ。
『喜びとやすらぎの心の故郷』

田沢湖金色大観音およびその周辺施設は平成初期に整備された宗教エリアで、バブル末期を今につなぎとめる由緒正しい御堂なのである。当然現役で稼働中。
当委員会ではかれこれ5年半ぶりのお祈りスポットだ。信心を積み重ね、町の人材不足に歯止めを利かせたく馳せ参じたまで。

しかし勘の良い狂信者ならもうおわかりのことだろう。
我々は来る季節を完全に間違えていた。いくらevery悲しい人間の集いだとはいえ、悲しみのエンジンは更なる悲しみしか生み出せないのである。失望しました林アナのファンに鞍替えします

真面目な話に戻ると、87年開眼とあるように70年代の地図には全くその痕跡がない。元々お寺や神社などがあったわけではなく、ゼロから建立された施設ということがわかる。
地図北東部にある施設は昭和期から「田沢湖ユースプラトー」「ユースランドホテル」など度々名前を変え、現在に至るまで経営者?がコロコロ変わっている訳ありエリアだった。

現経営者(=大観音の生みの親)は「秋田の地に安らぎを」と語り敷設したようだが、その資金力と将来を安定を願った仏の存在だと推察される。疫病を鎮める大仏と同じ原理が平成期にもまだ生き残っている…?
ちなみに大観音氏の脇には「幻想宮殿」があり、撮影禁止だがパワームンムンの特別室を見学することができる(受付で拝観料を献金)。中嶌も怒りの力を取り戻し、スマホの待ち受けを街頭インタビューの学生服コス姿から達子像にチェンジしていた。翌日には戻っていたことだろう。