ラブホテルアイネタウン サムネ

ラブホテルアイネタウン ~枯れゆくシティ派レディー~

ラブホテルアイネタウン (あいねたうん)

ラブホテルアイネタウン 外観

About ラブホテルアイネタウン

秋田県潟上市天王字追分西にあるスケベハウス。周辺の開発が進んでも一向に開発されることはなく、20年近くにわたって不法投棄が続けられているいわくつき物件である。

スポット評価

終末度合20
訪問難度08
観光要素07
化石価値23
総合評価58

誰もがきっと二度見する性の喜びを知りやがって。でも我々はそれを許す。寛大な心こそがこの街をハッテンさせ、希望に満ちた青少年を育成することに繋がると知っているからだ。ただここは違う。

ラブホテルアイネタウンのさじなげB級ポイント

年末にガチャ発売にひと噛みしたことで完全に調子こいていた委員一同、次なるステップは写真集第2段の発売(2024/01/07)だと重い腰を壊そうとしていた。

そんなゴミどもはお正月などという崇高な概念はとうの昔に忘れたはずだ。デスクトップで無尽蔵に並んだ廃墟たちを眺め、食欲などという低俗な雑念は捨て去っていた。

追分西

潟上市にある追分地区は、誰が何と言おうと「変態ロード」だ。掲載する度に蒸し返している。

由十数年前発生した「初老男性が女子大生にわいせつ物を陳列した」という事件が元になっているが、近年それに勝るとも劣らない変態が住みついたという噂もある。恐ろしいエリアだ。

秋田西高校があるからこそ、HENTAIは制服が好きでたまらないのだろうか。まあ廃墟に唾液を垂れ流すデブリたちもそれと同類と言われても仕方ないわけだが。

ラブホテルアイネタウン 入口

そのせいだろうか。ローソンから僅か100mの所にソイツは残されている。

保育園やキリスト協会も近いというのに、解体ひとつされていない廃墟があるというのだ。愛の巣窟は住宅街にこそあるべきだというのか。木を隠すなら森の中とは…敵ながらズッポシである。

二度見するそのカラダ

ラブホテルアイネタウン 側面
70年代の現地

ラブホテルアイネタウンは1970年代開業となかなかの古巣(地図は70年代後半)。2000年代前半には廃業し、10年ほど前(住宅地として発展してきた盛り)から不法投棄が見受けられるようになった。

コテージタイプの建物約15棟がそのまま残るが、その入り口は固く閉ざされている。

アイネタウン 封鎖

正面入口は現在も建物向かいにあるアパートの駐車場となっており、住民は毎日彼女の姿を頬杖ついて見つめていることだろう。

解体されないのには理由があるが、地主のうんぬんが絡むのでここでは言及を避けておく。

アイネタウン内部

入口から手を伸ばして撮影。営業時にはジェットバスやブラックライト部屋があったそうだが、それ以上にアイテムがひしめき合っていることがわかる。

平成中期までは沿岸部で唯一の人口増加自治体だった潟上市のことを思い返すと、合併まで生きていれば繁盛した未来もあったかもしれない。

ラブホテルアイネタウン 裏側

鮮やかに我々の前にあり続ける奇怪なゴミ箱。その正体を市民が知る由もない。

知ったところでもう一度世間から捨てられるだけだ。それがいつまでもつかは別の話だが…。

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