上黒川農村公園(仮称)(かみくろかわ)

About 上黒川農村公園
秋田県由利本荘市上黒川字南田にある謎の公園のようなスペース。大木の下にベンチがあるのみで、公園名を書いている看板もないためおそらく周辺住民の自作施設。愛にあふれている隠れ空間レストランだ。
スポット評価
終末度合い | 14 |
訪問難易度 | 19 |
観光地要素 | 11 |
化石的価値 | 16 |
総合評価 | 60 |
折渡駅から徒歩5分という好立地のため、駅観光ついでに訪れることができるセット物件。ただし直前に折渡峠に至るまがり道があるため、折渡ファンでも見逃してしまう可能性があるので要注意!!
特徴
マイナースポットの折渡エリアにある更にマイナーな空間。もっともインターネットにその情報が載っているわけもなく、当サイトが勝手に名称づけて勝手に観光スポット呼ばわりするタイプの悪質物件だ。

上画像に見える橋?のようなものが公園のようなスペースへの入口だ。ここ以降は4つの小字10世帯あまり(スカウ田、金ヶ沢、川原田、菖蒲田)を通ったのち、山道を通ると峠越えすることなく羽後岩谷エリアにたどり着くことができる。ただし冬期間は全く除雪されないので行き止まり集落となる。
まあそのあたりの情報は大して興味ないと思うので、公園を見ていただこう。

見ての通り圧倒的な癒し。シンプルイズベスト。開巻劈頭全てを伝えるそのフォルムよ。
なお冬にはベンチが木に立てかけられている。雪が積もってベンチが壊れない工夫が感じられるのでポイントアップ。そしてオールシーズン空のペットボトルもご存命。欠かせない公園の名脇役だ。

ちなみにベンチからは「ため吉桜の墓」のみがその風景に彩を与えている。(たしか)裏に書いてあった説明によると「愛犬の墓」らしい。
もしやこの公園は、愛犬をいつまでも見守るための場所なのではないだろうか。そう考えると、何気ないベンチにも我々のドラマが座っているのかもしれない。訪れた際は祈りをささげよう。