秋田の謎すぎる廃墟5選

About 秋田の謎すぎる廃墟5選
廃墟サイト運営も7年あまりにわたるため、広い県内でどうしても辿り着けなかったり情報が探し出せない場所が出てきてしまう。未掲載で見送るには勿体ないため、ここで供養させてもらおう。
スポット評価
終末度合 | 20 |
訪問難度 | 25 |
観光要素 | 15 |
化石価値 | 15 |
総合評価 | 75 |
どれもミステリー満載である。昨今はXやinstagramで情報提供いただける方も増えたため、好評であれば今後もシリーズ化して未掲載物件たちを紹介していきたい。
その① 柴倉温泉
秋田県由利本荘市東由利舘合柴倉、羽後町田代に向かう県道途中にある廃旅館。1980年代前半のゼンリン地図にはその存在を確認できるが、90年代後半には既に廃業していたようだ。
建物がそのまま残っており、隣に民家があるがこの物件については教えてもらえなそう。

その② さざ波山荘
秋田県鹿角郡小坂町十和田湖畔鉛山無番地にある廃旅館。90年代の観光冊子にはその名前が載っており、楽天トラベルのページもアーカイブが残るが行方不明になってしまった。
大字「鉛山」に残る唯一の建物で、昭和30年代には集落も存在した地区だが実質的な廃村となってしまった。跡地周辺は山林に戻り、近づくことができない。画像は別館か…?

その③ 小雪沢駅(こゆきざわ)
秋田県大館市雪沢字下谷地にある駅跡。1961年10月1日に小坂鉄道の廃駅と化した。茂内駅と違い、駅舎は残っておらず単線のホームを道路から眺めるのみとなっている。徒歩到達ルート不明。
小坂鉄道レールバイクのコースとなっているため、乗車すれば撮影は可能だが日取りが合わない…。

その④ 24時間コーナーパンダくん
秋田県北秋田市阿仁水無寺後にあるドライブイン。オープン日不明。現在面している県道105号線は90年代に整備されているため、少なくともそれ以降の開業と考えられる。
ゲームやホットスナックがあったのか、規模感がわからない。現在は自販機が稼働するのみ。

その⑤ ハットン号の墓
秋田県にかほ市象潟町大飯郷中大飯郷にある種馬のお墓。斉藤弥吉という町史にも載る伝説の名物発明家おじさんが愛した名馬で、親族が亡くなったときより悲しかったため建てたという。
もしや末裔が生きていたりしないだろうか…?ご本人のお墓にも是非手を合わせたいものである。

「秋田の謎すぎる廃墟5選」ということで、今回はスピンオフ的に細かいスポットを紹介してみた。ご覧の皆さんも気になる物件があれば是非お問い合わせいただきたい。需要あれば廃村編も…?
当委員会が知らない情報もたまに放り込まれるため、日々眠れない日々が重なる。
それでも解決できたときの快楽は悦に浸るものがある。随時追って報告を続けている。