大仙市立南外西小学校 (なんがいにし)

About 大仙市立南外西小学校
秋田県大仙市南外下湯ノ又にある学校跡地。2012年に南楢岡小と統合した後しばらくコミュニティセンターとして利用されたが、現在は使われていない。
スポット評価
終末度合 | 18 |
訪問難度 | 14 |
観光要素 | 17 |
化石価値 | 18 |
総合評価 | 67 |
鮮やかだった時代を知っているだけに、その無様な姿は見る影に耐えない。今後閉校しゆく学校たちも、10年足らずでこのように堕ちてしまうのだろうか。
大仙市立南外西小学校のさじなげB級ポイント
南外村は大仙市旧市町村内で最も有能で虚空な自治体とされている。それは当委員会作成の写真集が図書館で借りられるようになっているからだ。
2013年にスーパーカメイ(下図)が閉店してからというもの、移動販売もあと何年持つかわからない。地元住民は「村営温泉作れば民営温泉倒れるの当たり前だべ」と当時を嘆く。
まだエロ自販機のひとつでもあれば人口増加する世界線もあり得ただろう。通学路を歩く子供たちが当たり前のように当委員に挨拶する平和すぎる村は、さすがに平和ボケが過ぎていたのだ。
地域の宝であることは間違いないが、大人になることを教え忘れたのだろう。

そんな我々も、かつては友達とゲームやサッカーに明け暮れた日もあったはずだ。
【ここに小学校の頃の思い出をいろいろ書く予定】
あるわけねえだろイジメっ子は村送りにするぞ

大仙市立南外西小学校は2012年の閉校。現在も1967年に建てられた校舎がそのまま残るが、かつて校舎前にあった円形の庭だけは撤去されている。雄物川町在住の同士のブログにある閉校時の写真で確認できる。
しかし南外西は一度復活した。閉校後、2017年頃までは南外地域活性化支援協議会の事務所として再利用されていたのだ。


当委員会は、再開したころの南外西を知っている。
2015年9月である。福祉活動やコミュニティ維持活動の拠点として再整備され、周辺も管理された彼の姿は美しかった。これが最期の姿だとは知らず、カメラを向けた唯一の存在になった。



ここは本当に同じ学校なのだろうか。希望を胸に明日へ向かっていた少女も、地域の未来を信じていた住民たちもどこへ消えてしまったのか。
いまも残る南外西小学校のホームページには、イキイキとした子供たちの笑顔が残されている。大人になった君たちはきっと、このサイトに辿りついてしまったんだろう。もうわかるよね。他の記事も見てホームページをブクマ登録するんだよ。町のためには、それが必要だからね…
分校出身者へのインタビュー冊子もできました。サイトに載せれない情報が大量に…