湯沢スキー場 (角間沢)

About 湯沢スキー場
秋田県湯沢市字角間沢にあるスキー場跡地。現行している稲川スキー場とは異なり、市民向けに開設されていた市営施設だった。今もわずかに設備の一部が残されている。
スポット評価
| 終末度合 | 16 |
| 訪問難度 | 15 |
| 観光要素 | 17 |
| 化石価値 | 14 |
| 総合評価 | 64 |
インドア派の当委員会でも存分に楽しめる現代遺産である。退廃は決して偶然ではなく、無力な人間の強欲の積み重ねによって捻じ曲げられるものだ。
湯沢スキー場のさじなげB級ポイント
脇汗が滲む連休縁の穹、皆の衆いかがお過ごしだろうか。仲間との酒盛りに心躍らせ、血肉湧き躍るような輩はこの文面にたどり着いていないだろうが、我々は当然気色悪さに磨きをかけている。
もちろん数を尽くして人気アナウンサーを目指した過去もあるが、平成の終わりとともに地雷は撤去されていた。

恋しい昼下がりには、みな性的消費を求めるものだ。かつて信者と偶然出会った曲がり角で、思い出はときに新発見を阻害する。
過ぎ去った記憶を信じることで、日常はまたひとつ輝きを増す。欲望はいつでも自らつかみ取るべきだ。


湯沢市曰く、ここは「さわやかに風切り、歩こう健康ロード」らしい。入口にオープン型廃墟展示場を置くセンスには思わず脱帽だ。
七色の政治色振りまく街、さすが戦略が一味違う。僻み根性をゆいなすその心意気、とくとこの目に焼きごてさせていただこうではないか。
鰥夫なきまで朽ち果て尽きる


湯沢スキー場は1963年に整備された市内最古参のアウトドア施設で、かつてはレストハウス銀嶺(中央赤い屋根)や貸しスキー場、市民ヒュッテ(中央青い屋根)、湯沢北高用ヒュッテ(左下)も存在していた(2012年ストビューでのみ現存)。
しかし2016年の利用者は1700人あまりで、市の資料(上リンク)ではお荷物同然の「不便で危険な状況」と記載されている。


建物はとうに解体されているが、不自然な電柱の位置でおおよその推測がつく。
見てわかる通り、市道がゲレンデを横断するという世にも奇妙な造りになっている(当時は市道を封鎖して開設したため、奥の住人は車移動不可となった可能性が高い)。下手なスキーヤーが止まれないようものなら、横切る自動車に曳かれてゲームオーバーだ。

そして電柱路線は嘘をつかない。ハッキリとここがスキー場だったことを今に伝えている。
現存する数少ないレビューサイトには、寂れた情景もしっかり記されている。メディアのアーカイブを探しても、ただの一度も出てこないだけのことはある。


ちなみに、スキー場の奥は市民の森しず台兼キャンプ場所になっている。入口の林道東角線が1986年に敷設されていることから、それ以降に整備されたものと推察できる。ただ電柱20本分は徒歩移動困難なかなりの登り坂だ。
夏冬通して利用できるエリアにしたかったのだろうか。かつての上畑温泉地区開発を彷彿とさせる。

リフトは撤去され、残っているのはゲレンデを強引に区切った柵のみ。
残っている2軒はいずれも貸しスキー場だったはずだが、訪問時は不在だった。最盛期の賑わいを是非伺ってみたいものだが、湯沢市は個人情報を提供してくれない。近そうで遠い存在だ。
分校出身者へのインタビュー冊子もできました。サイトに載せれない情報が大量に…