湯沢市立院内小学校 ~持続可能な衰退社会とは~

湯沢市立院内小学校 (いんない)

院内小学校 外観

About 湯沢市立院内小学校

秋田県湯沢市下院内字笈形町にある廃校。2015年3月に閉校し、秋ノ宮・横堀・小野小とともに4km東に新設した雄勝小学校へ統合された。

スポット評価

終末度合18
訪問難度14
観光要素18
化石価値18
総合評価68

実質的には活用可能な状態にあるが、建物が大きいため倉庫としても1階の一部が利用されているのみとなっている。東北中央道全通が果たせた暁には、多少利便性も向上するかもしれないが…

湯沢市立院内小学校のさじなげB級ポイント

季節の移ろいに時の流れを覚え、セクハラやパワハラにより一層気を付ける必要が増したことを感じる。先人たちのように荒ぶってはならないからだ。

普段から厚顔無恥を露出する紳士と致しましては、2026年は心身ともに勃興していきたいなと、そのように嗚呼感じるわけであった。

院内駅

院内地区はどうしても尋常小学校話題にあがりがちで、地域のイベントも駅前や旧尋常小学校グラウンドで行われることが多い。

地域には素敵なカフェや素敵な廃墟(下写真は銭湯跡)がたくさんあるが、行政やメディアは町を強引に明るくすることにフォーカスせざるを得ない。それこそパワハラだと思うところもある。

銭湯跡

当委員会としては奥にある南沢分校に以前から良くしてもらっているが、灯台下暗しで本校の掲載をすっかり失念していた。これは院内地区を執拗に阻害するパワハラではなかろうか。

そんな我々は批判を浴びる立場にある。いつも他人の褌で相撲をとり、中道の立場を掲げるズルい連合に過ぎないのだ。たまには正面から課題と向きあっていくべきだ。

使ってほしそうにこちらを見ている

湯沢市立院内小学校1874年の開校で、1922年には院内銀山手前の白銀小学校(写真集に掲載)も統合した経緯がある。また、当時のホームページもまだ残されている。

建物内は施錠されており、普段は入ることができない(上写真は窓から撮影)。

1970年代の地図ではまだ建設中で、左下にある建物が旧尋常小学校となっている。

そして、上写真の中央左にある小さな砂地をよく見ていただきたい。

湯沢市立院内小学校 校庭
湯沢市立院内小学校 雲梯

なぜか校庭の上に狭い遊具スペースがあり、雲梯だけが寂しそうに我々を迎え入れてくれた。

もはや階段も緑に染まっているが、かつては高学年だけがこのエリアを使えたに違いない。

湯沢市立院内小学校 壁画
湯沢市立院内小学校 校門

そして海への憧れだろうか、雲梯を支える地盤には経年劣化により荒れ果てた海が描かれていた。

やはり先人たちの形跡というものは次世代に伝わるものだ。限りある資源は効率的に使わなければならない。院内小学校は内陸にありながら、SDGsを訴える活動的な廃墟であった。

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