PR館おおうち (羽後岩谷駅)

About PR館おおうち
秋田県由利本荘市岩谷町字川端にある駅舎兼公共施設。元々は物産や観光案内を担う複合施設だったが、2023年3月に無人駅となって衰退のとばりが下りた。
スポット評価
| 終末度合 | 15 |
| 訪問難度 | 05 |
| 観光要素 | 16 |
| 化石価値 | 15 |
| 総合評価 | 51 |
子供の頃に見た景色と違う。旧大内町の中心地だったはずなのに。商店街は姿をくらまし、合併の力を全身で感じられる線引きされた田舎だ。
PR館おおうちのさじなげB級ポイント
バチバチだった。酒のまるけんを除いたら、羽後岩谷駅前という概念すら消し去られている。
地図も御覧の通り焼きただれている。単純な劣化ではなく、町の衰退を表している現代アートのようだ。キリストは本当に悪を取り除いてくれるのだろうか。

道の駅おおうち(ぽぽろっこ)は以前何もなかった駅の西側にあるため、東側は共存を求められてこなかった。
当委員会では屈指の難所として取り上げた親川の湯(養命泉)を源泉とする過小評価施設だが、2024年から運営が3セクからHISに変わったことで取り合ってくれなくなった。よって応援はしない。

しかしながら冷静になって議論すると、ぽぽろっこの開発は2000年なので合併前の話になる。まだ東側にデイリーヤマザキもあったし、当サイトのアイコンに使っている「ダイヤモンドスタンプ」の店もいくつか現存していた(看板はまだある)。
だとしても無理がある再開発だった。郊外にイオンを作れば商店街がつぶれるのは当然のことなのだ。西洋の大規模スーパーの価値観を由利本荘にあてはめたところで、成功する道などあるわけがない。二宅を間違えた駅前再開発の姿、未来の秋田市や未来の地方都市だと思って御覧いただこう。
貸し室 募集中(?)

PR館おおうちは2000年4月1日に駅前再開発第一の目玉としてオープンした合同施設で、道の駅よりも先に運用を開始している。かつては商工会事務所が入り、観光案内や物産スペースも存在していたという。
見たところ1日1040円というバカ安いホール1はしばらく使われていないようだった。チラシも随分刷新されていない。


ただ残念ながら、そのPRは2000年代前半から止まったままとなっている。
物産スペースらしき跡は確認できず、券売機前には封鎖されたガラス受付のみ。空調のない薄汚れた待合室が町の未来を嘆いているばかり。

だがご安心いただきたい。羽後岩谷駅には2025年でも稼働を続けている大人気コンテンツがある。それこそが謎の人物特製の「有名人誕生日カレンダー」である。
始まった理由は全くわからないが、「今日は何の日」という安直さを避ける判断には感服せざるを得ない。ほたえ死ぬ権者には到底考え付かないコスパ最高エンターテイメントだ。

さかなクソの誕生日は8月6日らしい。このフォント販売していただけないだろうか。
そして撮影しているときに気が付いたが、有名人の写真を準備している人物は一体誰なのか。毎月行われている細かい仕事ぶりに驚きを隠せない。

と思いきや週間バージョンも併設されていた。なんだろうこの満ち溢れるやる気たちは。
何せ一番悲しいのは、このほっこり取り組みがどこにも知られていないことだ。この記事を掲載するころには、きっと9月のカレンダーが出ていることだろう。皆さんも是非チェックしていただきたい。
分校出身者へのインタビュー冊子もできました。サイトに載せれない情報が大量に…