男鹿サンアイビル (閉業済)

About 男鹿サンアイビル
秋田県男鹿市船川港船川字片田にある廃テナント。15年以上前にスカスカが常態化し、かつてのスナック街の姿を象徴する建物となっている。
スポット評価
終末度合 | 16 |
訪問難度 | 15 |
観光要素 | 14 |
化石価値 | 17 |
総合評価 | 62 |
実写版白雪姫もしらばっくれる閑古鳥だ。10年ほど前までは昼からカラオケの熱唱が鳴り響いていたが、近年ではその音も聞こえない。駅前以外は男鹿ではないと言わんばかりに。
男鹿サンアイビルのさじなげB級ポイント
困った人間が多いものだ。ときに当委員会は美麗な女性や未来を担う子供たちも閲覧しているという。かつて代理店の客寄せパンダとして粗雑に扱われたカテゴリーが、自ずと力をつけ既存のアホロートルたちに本当の陸地を焚き付ける。
虚勢と卑猥を散りばめた陳腐なへへやかサイトとはいえ、秋田という町は変わろうとしている。

1962年、男鹿市寒風山は観光の目玉として多くの露店が軒を連ねていた。
現代の点だけとなったお土産スポット観光では見られない光景だ。
やはり現地に足を運び、自然や文化を肌で体感することこそが真の観光ではないか。東北六県で最も落ちぶれた町にその仕掛けは少ない。

まったく宴も開けそうにない。人やモノに出会い、真剣に関わることで愛情は芽生えるものだ。上辺だけの持論を語るだけでは、どんな感情も共有することはできない。
これは10年一人身な中嶌が宣っていたので信憑性の高い恋愛論だ。ヘタレなチンコナミ野郎が言うだから間違いない、男鹿地域への愛をもって現状をお伝えしよう。
即営業可能(自称)


男鹿サンアイビルは1980年代に誕生し、船越と並ぶ駅裏スナックの代表格として湖東のオトコたちをいやし続けた。しかしそれは30年以上前の話だ。
駅からまっすぐ伸びる登り坂はかつて輝いていた。居酒屋にスナック、ホテル諸井に泊まって翌日から仕事に向かうビジネスマンたちにとって、空腹を満たす魅惑の世界だったのだ。


令和に入ってから男鹿駅前は森長旅館や旧レモンティをはじめとしたリノベーションが進んでいるが、近場で完結してしまうためまちあるきの概念は忘れ去られている。
効率化を重視する時代では仕方のないことだが、パブスナックはご覧の通り色褪せが深刻だ。


男鹿にクラブがあった時代…。夜な夜なの賑わいなど全く想像がつかない。
いやらしいしゃぶしゃぶとかもあったのだろうか。一日だけでも再現していただけないものか…
分校出身者へのインタビュー冊子もできました。サイトに載せれない情報が大量に…