能代市立富根小学校 ~くらしを廃墟の真ん中に~

能代市立富根小学校 (とみね)

About 能代市立富根小学校

秋田県能代市二ツ井町飛根高清水304番地にある廃校。2008年に仁鮒小切石小とともに二ツ井小学校へ統合された。校舎がそのまま残されているが、活用はされていない。体育館のみ地元住民に利用されている。

スポット評価

終末度合17
訪問難度12
観光要素13
化石価値17
総合評価59

田園に取り残された眺望は湯沢北小をフラッシュバックさせる。どこも同じだが、子供がいたころをとても想像することはできない。もはや防ぐことができない閉校だったといえよう。

能代市立富根小学校のさじなげB級ポイント

少年はまだ考えていた。どうすれば能代市の賑わいを取り戻すことができるのか…。

残念ながら、県北に魅せられる者は少ない。凝り固まった小さな社会生活は、本当の大人との関わりを断絶し地元への愛着を失わせていく。先人たちも去ったように、町を去っていく。

ラブホテルLA・LA・LAもご覧のあり様だ。大黒摩季も真っ青の懐かしいにおいがした。

河川工事や道路工事が進むこの町では、教育や子育て振興に力が及ばない。強い人間がどこにいるかということが実にわかいやすい造りとなっている。

能代市二ツ井の街並みもすっかり寂しくなってしまった。富根駅前に味わい深い旧役所庁舎(過去ストビューで確認可能)があった頃の密度とは全く異なる。急激に高齢化が進んでいることがわかる。

まあ当委員会は能代市から嫌われている(グッズ販売箇所無し/市議会お墨付き)ため、歩行者天国や商店街振興に励む民間事業者とも仲良くさせてもらえないのである。我々がパワー系おじさん集団だったら強引な勧誘もできるだろうが、如何せんもやしの集まりなので本題に入っていこう。

流動改革連合

能代市立富根小学校は2008年の閉校で、民間の活用を募っていたが募集は全く来ていない。

旧二ツ井町種梅小(解体中)と並んで、今後校舎の解体が検討されている廃校となっている。

1970年代の地図ではびっしりと住宅が立ち並んでいる。小学校(画像中央)の北にあるのは1971年開設の富根保育園(児童館)で、こちらは90年代に縮小建て替えした後に2005年閉園となっている。

バカでかいグラウンドは当然使われておらず、現在はすぐ南にブナの森ふれあい伝承館が建設されている。廃校活用をさせないかのような立地には草も生えない。

石碑の裏面には校歌が記されているが、残念ながら沿革は記載されていない。

統合先の二ツ井小沿革ページは開校後の歴史4行のみで、地域への愛着を醸成しようという気概が全くもって感じられない。時代錯誤な作りは我々の好物ではあるが、一般の子育て世帯にウケるかはまた別問題だ。

ありがたいことに、体育館はギリ利用されているので今後も存続予定となっている。

ただ水道が通じていないのか、外に仮設トイレが設置されていた。本当に利用させる気があるのかやや疑問だが、住民の意思も含めて汲み取るという姿勢には涙を禁じ得ない。

時は割られて、動きを止められていた。明らかに輩の犯行だろう。

校舎向かいにはグループホームがある。利用者は動かない富根小を見て、今何を想うのだろうか。

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