大野台ハイランド (おおのだい)
About 大野台ハイランド
秋田県北秋田市木戸石字深沢にある休養エリア一帯を指す。2000年代後半から利用が減り、実質的な廃墟となってしまった。令和のいま、存続が危ぶまれている。
スポット評価
| 終末度合 | 19 |
| 訪問難度 | 16 |
| 観光要素 | 20 |
| 化石価値 | 15 |
| 総合評価 | 70 |
あと一歩間に合わなかったのか、それともセーフだったのか。詳しくは後述するが惜しい点が多い。生死を越えて市と繋がれる日はやってくるのだろうか。
大野台ハイランドのさじなげB級ポイント
合川町はあまり良い思い出がない。かつてのAコープで朝からパワハラバイトをしたことがあるからだろうか。いや違う、苦手な人間がいたからだ。1人悪人がいればその町の印象は一気に悪くなる。
そういう決めつけをしていくのが我々さじなげ委員会だ。決して味方にしてはいけない。
そんな平和主義者が最も苦手とするのがゴルフだ。大野台ゴルフクラブで休日を謳歌するおじさんたちを見下し、独身だと馬鹿にされる町に生まれた我々自身がおじさんになっていることに恐怖を感じていた。
秋田に住む幸せとは何だろうか。イベントに足を運び、打ちあがる花火を恋人とともに見上げることだろうか。いや違う。エロ自販機に通いつめ、怪しい輩を遠巻きに眺めることこそ、嵐さんざめく濫吹の秋田県人そのものである。
そう、今回潰れた廃墟はリゾートエリアなのだ。宿泊施設やキャンプ場を備えた一大エリアとなるはずだった。
しかしその夢は受け継がれなかった。バトンは誰が持っているのだろうか。
枯れる前に手を出せしめ
大野台ハイランドは別名「合川憩いの森公園」といい、展望台やゴルフ場、グラウンドゴルフ場に体育館や野外ステージまで完備して1976年に整備された。元々は旧労働省の管轄で、県民の森として合川町に運営が委託されたことに端を発する。
更に前の話をすれば大野台は1937年に入植がはじまった開拓集落で、1960年代の航空地図では何もない田園地帯なのがわかる。離村して余った遊休地を1967年から国営で再整備したのだ。
ハイランドにはエコーハイツという老人ホームもオープンし、1978年には営農大学校が開校した。当時は何かイベントをやるときは必ず大野台ハイランドハウス(82年から宿泊棟完備)で行うのが合川町の定石ルートだったという。
その後90年代初頭までは町の記録(40周年記念誌)に残されているが、94年に北欧の杜が整備されたことで人とカネが分散してしまったのだと推測できる。
結果現在は御覧のあり様である。ハイランドハウス前の庭園では股間が虫に喰われまくっていた。
嗚呼可哀そうな小便小僧。もしかしてバトン持ってたりする?来るのは怪しいおじさんだけよ。
ハイランドハウスの上(途中から車通行不可)には平和観音様がいらっしゃった。周囲がゴルフ場なので、一般的な平和公園のようにかつては眺望もよかったのだろうか。
そして問題はもう一つある。有識者のタレコミによれば、この先に展望台があったというが…
どう見ても道がない。事前知識と地図を見なければ、とてもひとりで行く選択肢は無いだろう。
しかし引き返すわけにはいかない。ヒト一人分の畦道を15分かき分けると…
…それは無かった。嘘つきやがったな!展望台なんか無いじゃねえか!!
大変残念なことに、後日調べたところ展望台は2024年末頃に解体されていた。
更に体育館も今年(2025年)解体予定だという。再々開発は…可能性あるのだろうか…?
分校出身者へのインタビュー冊子もできました。サイトに載せれない情報が大量に…